ブッ飛びドクターの海外貧乏旅行記  
(13)東洋のラスベガス、マカオへ

空飛ぶドクター





【いざ、東洋のラスベガスへ】
2008年3月9日〜11日の3日間、澳門(マカオ)へ行って来ました。さすがに、短
期間で珍しくツアーでした。と言っても、飛行機とホテルだけのフリーのツアーで、な
くてもいい空港とホテルの送迎が付くだけですが。香港には興味ないので、福岡か
ら台北経由でマカオまでの直行便のチャイナ航空です。目的は単純で、カジノとポ
ルトガル料理です。動くお金が本場のラスベガスを抜いたという東洋のラスベガスと
も呼ばれるマカオのカジノを見て来たかったのです。ポルトガルにはまだ行ったこと
がありませんが、旧宗主国としてマカオにはポルトガル料理があるはずなので、食
べにも行ったのでした。

福岡からは、2組の開業医夫婦が一緒でした。当然の如く、彼らは豪華なホテル・リ
スボアです。私は近くの一番安いホテル・シントラでした。寝るだけですから十分で
す。歩いて5分のリスボアに行けば、カジノもあります。マカオのシンボルのようなホ
テルで、寸胴の不安定な形が印象的なホテルです。漢字で書くと葡京酒店です。ず
っと、名前が気になっていましたが、ようやく理解できました。葡国とはポルトガルの
漢字表記で、京は都、つまり首都、つまり「リスボン」です。ホテルは中国語では何
故か酒店と書くようです。

たった3日間ですが、空気の悪いのには参りました。のどが痛くなります。こんな所
ではジョギングもしたくないです。以前に、キャセイ航空でヨーロッパに行くついでに
香港に行った時には、そこまで空気が汚いとは感じませんでしたが。だんだん、中国
の発展に伴い、空気が悪化しているのかもしれません。夏季オリンピックのあった北
京も相当ひどいらしいですから。



【カジノ】
カジノ自体は期待通りでした。ラスベガスと同じで、数は少ないものの、気楽に遊べ
る感じでした。ラスベガス資本の(と同じ)ウィン・マカオ、ヴェネチアンの巨大なホテ
ルと本家のラスベガスでは潰れたはずのサンズ(金沙)ホテルがあり、私には親近
感があります。それと、ここの目玉は地元資本と思われる奇抜な形のホテル・リスボ
アのようです。

私はいつものようにブラックジャックだけしか遊びませんが、ダイショウ(大・小)など
と言ういかにも漢字文化圏のゲームもあるようです。サイコロ3つの出目の合計が1
2以上だと大で、11以下だと小で、それを当てるようです。漢字のわかる日本人に
はわかりやすいルールではあります。



カジノ自体は確かにかなり立派なものですが、もう一つの私の楽しみ、ショーやエン
ターテインメントという意味ではまだまだのようです。ラスベガスのように、毎晩催さ
れる定期的なショーはないようで、残念でした。やはり、ラスベガスには敵いません。
私の予想通りでした。このようなことを確認したかったので、実際にマカオを訪問し
たのです。

行くまでは少し情報がはっきりせず、不安だったのはマカオの通貨、パタカを使うべ
きか、香港ドルを使うべきかでした。でも、カジノでは少なくとも完全に香港ドルしか
使ってないようで、迷う必要はありませんでした。大勝ちした時の両替の心配をして
いたのですが、そんな心配は杞憂で、今回は少しだけですがトータルでは負けでし
た。私の印象では、カジノだけでなく、マカオの通貨は早晩香港ドルに統一されそう
です。中国本土の元にはなかなか統一されないのではないかと思いますが。




夜、カジノの途中で夜食でもと思い、ホテル・リスボアの地下へ行きました。意外に
広いのですが、途中でOL風の若い女性に挨拶されました。中国人にしては愛想が
いいなと思っていると、少しずつ変だと気がつきました。二人連れや三人連れで歩い
ているのです。よ〜く見ると、何組もいます。丸い廊下風になっているのですが、右
回りと左回りと色々です。しばらく観察して、彼女らが「夜の女性」とわかりました。そ
の割には、超ミニスカートなどでわかりやすい外国と違って地味な格好のようでした
が。後で、中国人から彼女らが「回遊魚」と呼ばれていると聞きました。納得!


【レストラン】
もう一つの目的はもちろん食べ物です。最初に行ったポルトガル料理店は、ホテル・
ヴェネチアンの室内の運河、ゴンドラの近くにありました。お台場のビーナス・フォー
トのように天井が高く、室内なのに雲のある夕焼け空のように見える設計です。初め
てのポルトガル料理は、オリーブ油と洋酢のドレッシングの野菜サラダなど、イタリ
ア料理と似ていておいしかったです。期待通りです。マカオ半島の西南にあるレスト
ラン、ロルシャも多分地元のお客で賑わっていて、はまぐり料理もにんにくとオリーブ
油が効いていて絶妙でした。Perch(日本語訳が不明)の魚料理もおいしかったで
す。島部の北部、タイパの「食街」にあるピノキオでは、マカオ料理の名物、カレーガ
ニはたまねぎもたっぷりでボリューム満点、一人で食べるには多過ぎるくらいで、手
がまっ黄色になります。でも、おいしかったです。

朝食は軽いのが好きなので、中華の朝粥を食べに有名そうな黄枝記へ行きました。
まぁ期待通りの味です。でも、有名らしい雲呑麺というのはそれなりの味でした。個
人的には、麺自体は日本のほうがおいしいといつも思います。



マカオは狭いところですが、その中の22の建築物と8ヶ所の広場がマカオ歴史市街
地区として世界遺産に登録されています。多過ぎて、いちいち覚え切れません。ぶら
ぶら歩くのにはいい町です。もう少し、空気がきれいだといいのですが。でも、その中
でも有名な聖ポール天主堂跡の近くで食べた熱々のエッグ・タルトは安くておいしい
おやつでした。









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