旅行医学とは(高山病等)?

空飛ぶドクター



旅行医学とは、文字通り、旅行中に安全に病気にならないようにする、又は病気に
なった時の対処の仕方を指導する医学、医療のことです。旅行の前後の予防医学
でもあります。もちろん、国内、海外旅行を問わないのですが、環境も変わり言葉も
通じない海外旅行の方が主になります。海外の医療保険制度を考慮すると、万が
一の海外旅行保険等の知識も重要です。後で理由を詳しく述べますが、英文診断
書を携行すると安心です。

旅行医学とは、高齢者や障害者に優しい医学です。今までは、責任問題等を恐れ、
多くの医者は、少しでも病気や障害を持つ人には旅行を安易に禁止する傾向があり
ました。旅行医学では、むしろそういう人にも旅行をすることを奨励します。リハビリ
中の患者さんには旅行(外出)という目標を持つことが非常に重要です。何故なら、
やる気につながるからです。但し、そのためには万全の準備が必要です。その準備
のための知識を「旅行医学」は提供します。




 1.英文診断書は何故必要か?
 2.心筋梗塞、脳卒中
 3.ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)
 4.旅行者下痢症
 5.高山病
 6.糖尿病
 7.感染症
 8.頻尿、尿失禁(お漏らし)
 9.海外旅行傷害保険
10.医療相談



 1.英文診断書は何故必要か?

     海外で病気になった時に、誰でも困ることは言葉が通じないことです。少し
     英語ができても、症状を英語で説明するのは大変ですし、そもそも英語以外
     の国も多いです。もちろん、日本語のわかる医者がいればいいのですが、ま
     ずそんなことはありえません。

     一方、診察する医者の立場から言うと、症状はある程度ジェスチャー等でわ
     かります。いずれにせよ、検査すればわかることも多いです。医者が本当に
     一番知りたいことは、アレルギー歴、既往症、持病で現在内服している薬の
     有無です。薬の副作用の関係でアレルギーの有無は是非とも知りたいので
     す。訴訟の多いアメリカの医者は、それだけで診察を拒否します。医者の応
     需義務などというのは、日本だけの「世界の非常識」です。医者は訴訟を恐
     れて「善意」を捨てます。次に、同様の理由で持病で現在飲んでる薬の内容
     を正確に知りたいのです。これも、副作用等の可能性で訴訟を恐れて、診察
     そのものを拒否することも多いのです。

     そこで、非常に役に立つのが英文で書かれた診断書です。前もって、かかり
     つけ医や主治医にアレルギー歴、既往症、持病の病名とそのための薬の具
     体的な成分名(日本固有の商品名ではなく、国際的に通用する一般名)、一
     回の量、一日に何回内服しているかを簡潔に書いてもらうのです。もちろん
     英語表記でなければなりません。量も大事で、体格の差もあり、日本では一
     般的に外国より少ない量が多いからです。そもそも日本の多くの患者さん 
     は、日本語でも自分の薬のことを把握している人は少ないと思います。

     米国での同時テロ以来、税関での取り締まりも厳しくなり、白い粉薬は麻薬
     と間違われることもあり、インスリンの自己注射器等は診断書がないと取り
     上げられる可能性が高いのです。

     万が一の時、この英文診断書さえあれば、現地の医者は非常に助かります
     し、従って診療自体を拒否することもありません。もちろん、外国の医者もみ
     んなが英語が喋れる訳ではありませんが、医学的な内容を読んで理解する
     程度の英語力はだいたい持っています。

     もし、自分のかかりつけ医が英語が苦手なら、私が英訳サービスします。 
      (info@kanoya-travelmedica.com)。日本旅行医学会のウェブサイト
     (http://www.jstm.gr.jp)には、英文診断書の書ける全国の認定医師のリスト
     もあります。

     海外赴任の場合、子供さんの就学等のためにワクチン歴の正確な英文証 
     明書が必要になります。これも慣れない医師が書くと不備が多いようです。
     これも母子手帳を参考に、私が的確に英訳サービスいたします(info@   
     kanoya-travelmedica.com)。


 2.心筋梗塞、脳卒中
     
     以前は旅行医学というと、マラリアやコレラ等の感染症が大事だと思われて
     きました。でも、実際に海外旅行者が一番多く亡くなっている原因は、心筋 
     梗塞などの心臓発作や脳梗塞等の脳卒中なのです。考えてみると、当然の
     ことで多くの中高年の人々が海外に出かける時代ですから、その人々が旅
     行中に生活習慣病でもある心筋梗塞や脳卒中を起こすことが多く、しかも命
     に関わる病気なのです。特に、ツアー客に多いのですが、日本人の弱点で 
     回りに気兼ねしてむしろ多少の症状があっても我慢してしまうのです。躊躇
     する理由には、言葉の問題もあるでしょう。でも結論から言うと、外国でも、と
     にかく急いで救急車を呼ぶことが大切です。先述した英文診断書を持ってい
     れば、鬼に金棒です。
     
     ここで、私が強調したいのは時間が非常に大切だと言う事です。心臓発作 
     の場合は当然の事ながら、一刻も早く専門医に診察してもらわないと命にか
     かわります。ですから、胸の痛み等を感じたら少しでも早く現地の救急病院
     へ行くべきです。シビレや頭痛やろれつが回らなくなったりしたら、同じく要注
     意ですぐに救急病院へ行くべきです。脳卒中の場合も発作から治療までの
     「時間」が非常に大事です。後々のリハビリに苦労するよりも、一刻も早く専
     門医に診てもらう事がはるかに大事です。こんな本当に緊急時こそ、言葉な
     んてどうでもいいのです。よく考えてみて下さい。意識がないかもしれないの
     に、言葉なんて関係ないでしょう。救急医はそんな患者さんにいつも接して 
     いるので慣れています。医者に任せればいいのです。


 3.ロングフライト血栓症(エコノミークラス症候群)
     
     最初のイギリス人の若い女性患者がオーストラリアから帰りのエコノミークラ
     スの狭い窮屈な席に乗っていて発病したため、エコノミークラス症候群と呼 
     ばれていますが、日本旅行医学会では不適切な病名として「ロングフライト 
     血栓症」という新しい病名を提唱しています。サッカーの高原選手で有名に
     なったようにビジネスクラスでも起こります。長い時間、窮屈な姿勢で動かな
     いでいると、しかも余り水分を取らないでいると、脱水になり(血液が濃く、固
     まりやすくなり)下肢に血栓ができやすくなります(深部静脈血栓症)。起き 
     上がったとたんに、その血栓が肺動脈に飛んで、詰まって塞栓を起こし(肺
     血栓塞栓症)、胸痛、呼吸困難等を起こし死に至る事もあるのがこの病気で
     す。

     ですから、予防法としては、機内では水分を十分取ることです。機内はサハ
     ラ砂漠並みに乾燥しています。日本人の美徳は弱点です。回りに遠慮なく 
     何度でもトイレに立つのです。そうすれば体を動かすことにもなります。どう
     しても遠慮する人は、なるべく通路側の席を予約して下さい。水分と言って 
     も、アルコールは利尿作用(つまり、オシッコに沢山出てしまう)があり、むし
     ろ脱水気味になるのでダメです。

     時々、足を動かしたり、足の体操をするのも有効です。こんな簡単なことで 
     かなり予防できるのです。


 4.旅行者下痢症

     こういう病名があるように、旅行中にはかなりの頻度で下痢をします。でも、
     大腸菌やノロウィルス等の細菌やウィルスによる感染症は半分もありませ 
     ん。所謂「水が合わない」「脂っこすぎる食事」によることも多いようです。スト
     レスも原因の一つです。旅行中はミネラル・ウォーターが無難ですが、国に 
     よっては栓が開いてるような「ミネラル・ウォーター」は疑ったほうがいい場合
     もあります。氷が特に要注意です。もちろん、原料の水が問題だからです。 
     中華料理の油も要注意です。

     旅行中だけでも、乳酸菌製剤を予防的に服用することを私は強くお薦めしま
     す。ヤクルトやヨーグルトでいいのですが、持ち運びが難しいので、錠剤や 
     顆粒になった薬をお薦めします。病院でも整腸剤として処方されている乳酸
     菌製剤でも構いませんし、一般の薬店で売ってる乳酸菌製剤でも構いませ
     ん。胃酸に弱いので、食間や食前の内服が勧められます。本来は「便秘」の
     効能が強調されていますが、「下痢」の予防にも有効です。

     高齢者で抵抗のある方には、昔ながらの「梅干」をお薦めします。市販のは
     ダメです。ちゃんと、昔ながらに塩とシソで漬け込んだ梅干は殺菌作用もあ 
     ります。昔から、「日の丸弁当」で有名ですよね。


 5.高山病
     
     まず、最初に強調しておきますが、この高山病の説明は、医者の私が責任 
     を持って、高山病専門家の講義や医学論文や薬を処方した自分の経験な 
     どを基にした正確な記述です。と言うのは、インターネットには色々ないい加
     減な情報が溢れています。井戸端会議レベルの素人による噂話レベルの 
     間違った情報が多いことに私自身驚いているからです。

     ツアー客の高山病には予防の特効薬があります。特に、日本人のツアーの
     場合は一気に高地に登ることが多く、高山病になりやすいのです。多くの高
     山病は標高2千M以上ですが、時に1.5千M程度でも発病することがあり 
     ます。個人差が大きく、同じ条件でも発病する人もいれば、どうもない人もい
     ます。年齢も関係ありません。大事なことは、他の多くの病気と違い若い人 
     にも起こるということです。また、同じ人でも発病したりしなかったりする場合
     があります。多くの場合は、軽症の「山酔い(Mountain Sickness)」で、頭痛、
     息切れ、吐き気・下痢等の消化器症状が主な症状です。ひどくなると、高  
     地脳浮腫(High Altitude Cerebral Edema)で意識混濁したり、高地肺水腫  
     (High Altitude Pulmonary Edema)で呼吸困難になり、命を落とすことにもなり
     かねません。私自身、ペルーのクスコで高山病になり、現地の医者に診ても
     らったことがあります。おかげで、楽しみにしていたマチュピチュ観光ができ
     ませんでした。大事なことは、この頭痛は高山病という立派な病気だと認識
     することです。特に、若い人の方が無理をしがちで危険です。決して、根性 
     で治そうなどと考えてはいけません。

     高山病の一番の治療法は、可能なら下山することです。酸素吸入も高山病
     に非常に有効です。アセタゾラミド(ダイアモックス)という薬がよく効きます 
     が、現地で手に入れるのはたぶん困難です。従って、前もって準備しておく 
     ことをお薦めします。ダイアモックスことアセタゾラミドを、予防的に規定の半
     分量を内服することをお薦めします。ダイアモックス(250mg)の半錠を1日
     2回予防として内服します。覚えておいて下さい、高山病には予防薬がある
      のです。ワクチンと同じで、念のための予防です。副作用もしれてますし、
     ツアーで景色を楽しみにいきなり高地に行く人には、私は予防的内服を強く
     お勧めします。しかも、この薬、ダイアモックスは治療薬でもあるのです。つ 
     まり、高山病になってからでも効きます。但し、この場合は飲む量が倍になり
     ます。つまり、ダイアモックスを1回に1錠、1日に2回飲むのです。飲み薬で
     すから、効くのに30分から1時間はかかります。大事なことは、高地で頭痛
     になった時は高山病だと知っておくことです。驚くことに、ツアーの添乗員で
     もそんなことさえ知らない人もいるのです。

     ちょっとややこしいのは、この特効薬、ダイアモックスが日本では手に入れに
     くいことです。一般薬局ではダイアモックスは売っていません。日本でも良く
     使われる昔からある処方薬(つまり、医者の診察が必要)ですが、「高山病」
     としては認可されていません。従って、多くの日本の医者自身が効能を知り
     ません。「高山病」としての保険適応がないということは、ED(勃起不全)に
     対する有名な「バイアグラ」のように自費診療です。医者自身が効能を知ら
     ないと保険外の薬は処方してくれません。まともな医者ほど、責任が持てな
     いので自分の知識外の処方はしません。

     私はもちろん処方できます(info@kanoya-travelmedica.com)。日本旅行医学
     会のウェブサイト(http://www.jstm.gr.jp)には、処方できる全国の医師のリス
     トもあります。

     余談ですが、今回このサイトを開くために私自身インターネットで情報を調 
     べて見ました。間違った情報がかなりあります。一つの理由は医者でもない
     一般の人が好き勝手に書いているものにとんでもない嘘の情報が多いで  
     す。日本の保険診療のシステムも知らないで、ダイアモックスは高山病の薬
     ではないなどと書いているのもあります。確かに、薬の情報だけ調べると、 
     保険診療上の理由でそうなります。しかし、医者のバイブルのような「今日 
     の治療指針」には、高山病の治療薬としてはっきりダイアモックスが書いて 
     あります。但し、保険適応はない(患者さんの自費)とも書いてあります。私 
     はもう数十人の患者さんに処方していますし、その後も副作用がなかった 
     か、予防効果はあったか確認しています。ほとんどの患者さんに効果があ 
     り、回りで何人かの人が高山病になり苦しんでいたけど、おかげで旅行を楽
     しめましたと感謝されています。副作用も軽微で、手・足先の軽いジンジンす
     るしびれと軽い多尿・頻尿程度です。頭痛があるから鎮痛剤というのは単純
     すぎます。少しは効果があるかもしれませんが、原因疾患に効くダイアモッ 
     クスの方がはるかに効果があります。鎮痛剤に関しては、高山病の症状を 
     マスク(隠す)するので、却って良くないという意見の医者もいます。また、ダ
     イアモックスに利尿作用があるのを誤解してか、利尿剤として有名なラシック
     スが高山病に効果があるというデマもありますが、全く効果ありません。むし
     ろ、利尿によって脱水気味になるので明らかに逆効果です。

     国際山岳学会は必ずしも、ダイアモックスの予防投与を万人には勧めてい 
     ないようですが、これもよく読むと、過去に高山病になったことのある人は例
     外としてますし、そもそもこの学会は本格的なトレーニングを積んだ登山家 
     のためのガイドラインであり、一般の旅行者を対象とした我々日本旅行医学
     会とは立場が違います。私が、「ツアー客の高山病には予防の特効薬があ
     ります。」と強調したのはそういう意味です。しかも、専門家の登山家でもダ
     イアモックスを使用しています。8千M以上のチョモランマに登頂したベテラ 
     ンの女医さんにある学会で質問したら、彼女もふもとの4〜5千Mに行く時 
     は一気に飛行機等で行くので、ダイアモックスを内服するそうです。

     最近の私の経験からは、アルプスの主要観光地は10人から20人に1人程
     度の発病率と思われますが、チベットの天空列車は5千メートルの通過駅も
     あり、かなり危険です。二人に一人くらいの発病率で、入院者や死者も出て
     います。


 6.糖尿病
     
     糖尿病の患者さんが旅行する場合は、特に注意が必要です。どうしても、食
     事が不規則になりがちですし、往復の飛行機では時差の関係で薬の量や 
     回数の調整が難しくなります。インスリンの自己注射をしてる患者さんは、よ
     り注意が必要です。先述したように、自己注射用の注射器は英文診断書等
     の証明書がないと税関で没収される恐れがあります。最近、テロの関係で 
     益々取締りが厳しくなっています。具体的に、薬の量をどうするかは、菅野 
     一男、篠塚規共著「糖尿病の人のための旅行マニュアル」(真興交易(株) 
     医書出版部)の購読を強くお薦めします。自分の主治医と相談するのが一 
     番いいのですが、日本の現在の多忙な外来で相談するのは現実にはかな 
     り無理があります。


 7.感染症

     これは、当然のことながら旅行の行き先によります。アフリカ等ではマラリア
     等の伝染病に気をつけなければなりませんし、ワクチン接種も色々必要で 
     す。鳥インフルエンザに関しては、今の時点では一般の旅行者は余り神経 
     質にならなくていいと私は思います。感染(細菌やウィルス)による下痢に気
     をつけるために、生水を飲まないように注意するのは言うまでもありませ  
     ん。私自身、苦い経験がありますが、ジュース等が要注意です。水で薄めた
     ような飲み物は要注意です!氷も要注意です(水を凍らしてるわけですか 
     ら)。インドなどでは、水で洗った生野菜を食べただけで食中毒になる人もい
     るようです。


 8.頻尿、尿失禁(お漏らし)
     
     泌尿器科医の私の専門分野ですが、これは旅行中の予防や治療はもちろ 
     んですが、まずこれらの症状のために「旅行」自体をあきらめてしまっている
     人も多いと思われます。

     大事なことは、これらの症状(頻尿、尿失禁)は「年のせい」だけではなく、病
     気であり、治療法がちゃんとあるということです。残念ながら、泌尿器科には
     抵抗がある人も多いようです。取り敢えずは、一般薬局で買える大鵬薬品 
     の「ハルンケア」を試して下さい。唯一、頻尿だけでなく尿失禁にも適応があ
     ります。まず、気楽に試してみて下さい。それでも治らない時は、その時こそ
     勇気を持って「泌尿器科」を受診して下さい。もっと強力な有効な薬がありま
     す。しかも、今はあまり面倒な検査は省略してくれることが多いと思います。
     開業医を受診する時は注意がいります。「皮膚・泌尿器科」は避けて下さ  
     い。日本だけの特殊な歴史的な理由で、昔は皮膚科と泌尿器科は一緒でし
     たが、今は全然別の科です。ところが、開業すると商売ですから、来るもの 
     拒まずです。「皮膚・泌尿器科」の場合は、実際には皮膚科の専門のことが
     多いようです。つまり、必ずしも専門医ではありません。私の経験では、本当
     の泌尿器科医が開業する場合はプライドがあるので、語呂が悪くてもせめ 
     て「泌尿器科・皮膚科」と名乗っています。


 9.海外旅行傷害保険

     これは、必ず加入して下さい!日本では、マスメディアが正しく報道しないの
     で、皆さんは「有りがたみ」がわかっていませんが、日本のような安い医療 
     費(自己負担)で、自由に医療を受けられる国は世界中どこを捜してもあり 
     ません。日本では1週間の入院で、自己負担が10万円足らずの虫垂炎(い
     わゆる盲腸)の手術でも、例えばアメリカでは80万円〜230万円もします。
     しかも、2日で退院させられます。多くの国で、保険に入ってないとわかると、
     診療自体を拒否します(貧乏人は死ね!です)。ですから、万一に備えて保
     険にだけは絶対に入っておくことをお薦めします。但し、現在がん保険等の
     不払いで問題になっているように、持病があると支払われない場合も多いの
     で、保障の内容を吟味するようお薦めします。特に、心筋梗塞や脳卒中のこ
     とを考えると高齢者は1千万円単位の補償額の保険に入っておかないとい
     ざという時には役に立たない恐れがあります。

     但し、あまり知られていませんが、外国での治療費の一部は日本の健康保
     険に請求すれば還付されます。現地の病院での明細領収書、治療内容の 
     診断書をもらって下さい。但し、診断書の日本語訳が必要です(私は翻訳サ
     ービスも行います。info@kanoya-travelmedica.com)。現地での診察の値段
     に無関係に、日本の保険点数に準じて、自己負担の3割を除いた7割が還
     付されます。但し、日本の保険点数(医療費)の方がはるかに安いので、実
     際に現地で払った金額の7割が戻ってくる訳ではなく、はるかに少ない額に
     はなりますが。                                      
       


10.医療相談

     まだまだ、色々な相談の需要があると思いますので、気楽に御相談下さい。
     基本的に無料で相談に応じます。
     私自身、どのような医学知識の提供の必要性があるか模索中ですので、遠
     慮なく御相談下さい。   info@kanoya-travelmedica.com

                  





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